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型落ち洗濯機の電気代は高い?新旧6組の洗濯~乾燥を同じ条件で比較

型落ちで本体代を抑えても、毎日の乾燥で電気代が増えたら損なのでは。購入前には、長く使う費用も気になります。

ただし、発売年が新しくなっただけで、1回の電気代が下がるとは限りません。

型落ち.jpに掲載した4社の新旧6組を、各組で乾燥容量とコースをそろえて比べました。公式仕様から、標準と省エネの違いまで計算します。

今回の6組は、標準の洗濯~乾燥で使う電力量がすべて新旧同値です。この標準コースの電気代だけを理由に、新型へ予算を増やす必要はありません。

比較した新旧6組は標準の洗濯~乾燥電力量が同じ

「型落ちは電気代が高いか」を確かめるには、候補の旧型と後継機を1組ずつ比べます。

今回は、掲載する新旧8組から、衣類を乾かす機能を備えた6組を選びました。各組で同じ乾燥容量の、標準の洗濯~乾燥電力量を照合しています。

結果は6組とも差が0Wh。同じ電力単価・運転回数で計算すれば、この公表値による電気代差も0円です。

この結果は、今回の6組についての比較です。10年前の洗濯機との買い替えや、掲載していない新旧機種には当てはめられません。

容量とコースをそろえて型落ちと新型を比べる

掲載済みの新旧モデルを同じ系列内で比較しています。価格は楽天市場で確認した本体の参考価格です。設置・引き取りなどの費用と販売条件は商品ページで確認してください。

標準の洗濯~乾燥を比較。電気代は消費電力量÷1,000×31円/kWhの計算例です。水道代は含みません。容量の異なる系列を省エネ順位にはしていません。

公式表記には省エネコースの数値が含まれる機種がありますが、上の計算はDBに収録した標準コースの値だけを使用しています。衣類・環境・コース・契約単価で実際の費用は変わります。

カードは、旧型と新型の世代差を読むための一覧です。公表値を使った比較で、当サイトが家庭で実測した値ではありません。

4kg・6kg・7kgを省エネ順位に並べない

6組には乾燥容量の異なる機種が含まれます。1回の電力量が小さくても、乾かせる量が同じとは限りません。

容量の小さい機種で洗濯物を分けるなら、運転回数も変わります。数字の小さい順で選ぶ前に、普段乾かす量を満たす候補へ絞ってください。

そのうえで、同じ系列の旧型と新型を比較します。衣類の扱い方や乾燥容量の選び方は、洗濯機の乾燥機能の違いで確認できます。

風乾燥だけの機種と衣類乾燥なしの機種は除外した

洗濯時の電力量を、洗濯から乾燥まで終えた電力量と並べると、乾燥しない機種ほど安く見えてしまいます。

この比較では衣類乾燥なしの機種を除外し、化繊向けの風乾燥も同じ乾燥機能として数えていません。

また、BD-STXの左右開きは、同じ世代変化を重複して数えないよう1組にまとめています。比較範囲を決めたうえでの「6組」です。

1回の電気代はWhと契約の単価で計算する

電気代はWhから計算
Wは消費電力、Whは消費電力量です。洗濯~乾燥と乾燥のみの数値も分けて使います。

電気代の計算に使うのは、仕様欄の「消費電力量(Wh)」です。Whは、1回の運転で使う電気の量を表します。

電気代の目安=消費電力量(Wh)÷1,000×電力単価(円/kWh)

この記事は比較用に31円/kWhを仮定します。Panasonicの公式説明でも使われている目安で、自宅の契約単価に置き換えて計算できます。

たとえば、NA-LX129EL・FLの標準洗濯~乾燥は、ともに800Wh。31円/kWhなら、800÷1,000×31=1回24.8円です。

1日1回、同じ条件で30回使う計算なら744円、365回なら9,052円になります。旧型・新型とも同額で、水道代や洗剤代は含みません。

WとWh、乾燥のみと洗濯~乾燥を混ぜない

仕様にある「消費電力(W)」と「消費電力量(Wh)」は別の数値です。最大のWに運転時間を掛けても、実際の1回分と同じにはなりません。

また、洗濯~乾燥のWhには、洗い・すすぎ・脱水も含まれます。乾燥だけの電気代として引用すると、対象の工程が違ってしまいます。

購入候補の仕様ページでは、数字だけでなく、隣にある「洗濯」「洗濯~乾燥」「標準」「省エネ」の表記まで一緒に見ます。

省エネコースは時間も含めて別に比べる

標準コースの新旧差が0でも、省エネコースまで同じとは限りません。普段使うコースに合わせて、別々に比較してください。

LXは標準と省エネで時間と電力量が変わる

NA-LX129EL・FLは、どちらも標準が800Wh・約98分、省エネが620Wh・約165分です。旧型の公式仕様と新型の公式仕様に同じ値が載っています。

31円/kWhで計算すると、標準24.8円に対し、省エネ19.22円。1回5.58円の差と引き換えに、公表時間は約67分長くなります。

これは新型に買い替えて生まれる差ではなく、どちらの世代にもあるコースの差です。

夜のうちに終わればよい日と、次の洗濯を急ぐ日では、選ぶコースも違います。省エネの数字だけでなく、使いたい時間に終わるかまで見れば、本体選びと運転方法を分けて判断できます。

BD-STXの10Wh差は1回0.31円の計算例になる

BD-STX130M・Pは、標準がともに約1,150Whですが、省エネは旧型約680Wh、新型約670Whです。公表時間は省エネがともに約200分です。Mの公式仕様、Pの公式仕様

省エネ同士の差は10Wh。31円/kWhなら、1回あたり0.31円、毎日1回を365回で約113円の差です。

標準コースの旧型1,150Whと、省エネコースの新型670Whを引き算してはいけません。新旧比較には、旧型にもある省エネコースを使います。

新型への追加費用を電気代だけで回収できるか考える

新型の差額を電気代で回収?
節約額が0円なら、電気代だけで本体差額は回収できません。

新型の追加費用を判断するときは、まず1回の節約額を確認します。

電力量が同じなら必要機能と購入総額を見る

新旧6組の比較では、標準コースの省エネ差を新型の購入理由にできません。その分、手入れ・設置・欲しい機能と価格へ比較を進められます。

たとえばLXなら、乾燥長もちユニットや洗剤の経路洗浄が必要か。TW-84GSなら、ドアパッキン洗浄を重視するかを考えます。

残る掃除まで知りたい場合は、新旧3組の手入れ比較へ。機能の変更全体は、型落ち洗濯機の選び方で確認できます。

価格は本体だけでなく、送料・設置費・古い洗濯機の引き取り費まで含めてそろえます。同じ予算内に収まるかは、必要なサービスを含む購入総額で決まります。

小さな差を大きな節約効果に見せない

電気代で差額を回収する回数は、「新型への追加費用÷1回の節約額」で計算します。節約額が0円なら、この割り算は行いません。

BD-STXの省エネ差は、毎日使っても前述の条件で年間約113円です。この節約額だけで新型を決めず、BD-STX130MLとPLの価格・機能比較で追加費用に見合う変更を確認してください。

将来の電力単価や使用年数を固定して、長期間で必ず元が取れるとは言えません。まず1年分の運転回数で計算すると、追加費用との大きさをつかめます。

毛布・乾燥のみ・実際の請求額は別の条件で確認する

毛布コースや乾燥だけを使うときに、標準洗濯~乾燥のWhをそのまま使うことはできません。専用コースの容量・時間・公表値を確認します。

家庭での電気使用量は、衣類の量や種類、室温・水温、追加乾燥などで増減します。カタログ値は候補を比べるための条件をそろえた値で、請求額の保証ではありません。

今回の比較から購入前に決められることは、次の3点です。

型落ちだから電気代で損をする、と先に候補から外さなくて大丈夫です。 洗濯機の掲載シリーズから、必要な容量の新旧2台を比べてください。

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