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エアコンのグレードの違い。必要な機能と省エネ性能で選ぶ

エアコンのグレードは、高い順ではなく、自分が使う機能から選びます。

使う機能からエアコンのグレードを選ぶイメージ

比較するときの主な4項目は、除湿方式・気流やセンサー・掃除機能・省エネ性能です。

暖房性能・設置寸法・静音性など、部屋と使い方によって別の軸も大切です。

だいじなのは「高い機能を本当に使うか」を4軸ごとに見て、必要なところにだけ払うことです。

グレード別のスペックを4社ぶん型番単位で収録しているのが当サイトです。どこに払うかを実データで比べられます。

自分に必要なグレードはどれか、条件で切り分けていきます。

結論から言うと、困りごとに対応する機能を候補型番で確認し、使う機能に予算をかけます。

結論:主な4項目を、使うかどうかで確かめる

エアコンのグレード差は、除湿方式・センサー・自動掃除・省エネ性能の4つに絞れます。

搭載機能はメーカー・シリーズ・型番で異なります。上位機を一律に「全部入り」とは扱えません。

自分が使う機能を決め、候補型番の仕様を1つずつ確認します。

型落ちと現行の価格差も一定ではありません。同じ必要条件を満たす候補を、現在価格で比べてください。

エアコンのグレード差4つを整理する

除湿、風、掃除、電気代の希望に合わせて各機能の仕様を確認する
同じグレード名でも搭載機能は異なります。必要な機能を候補の型番で確認します。

まず、4つの違いを、普及機(下位機種)と上位機で比べます。

項目 普及機 上位・フラッグシップ機
除湿方式 弱冷房除湿 再熱除湿の搭載が多い
センサー 簡易 人感・日射など高度
自動お掃除 省略される機種も ほぼ搭載
省エネ(APF) 5.7〜5.8 6.7〜7.1

(当サイト収録の現行モデルの傾向。10畳クラスのAPF(カタログ値)の範囲。)

どれが決め手になるかは、使い方で変わります。センサー・掃除・換気なども、必要な人には重要です。

表は傾向であり、正確な搭載機能は候補型番の仕様表で照合してください。

再熱除湿とは?必要な人・不要な人

再熱除湿は冷やした空気から水分を取り、温め直して部屋へ戻す仕組み
搭載の有無と制御は機種ごとに異なります。電気代は運転条件も合わせて確認します。

再熱除湿は、部屋を冷やしすぎずに湿気だけを取る除湿方式です。

いったん冷やした空気を温め直してから戻すため、肌寒くならずに除湿できます。

そのぶん、温め直す動作を挟むため、通常の除湿より電気を使います。

梅雨や初夏の「寒いのにジメジメ」がつらい人には、再熱除湿が向いています。

除湿の商品名と方式は別です。上位機すべてに再熱除湿があるとは限りません。

搭載の有無は各製品ページに記載しているので、候補機種で確認してください。

どのメーカーのどのシリーズに載っているかは、収録254機種を数えたエアコンの除湿と冷房どっち?にまとめています。

逆に、夏の冷房が中心の人や、除湿は弱冷房で足りる人には、再熱除湿は不要です。

省エネ性能(APF)の差は電気代でいくら?

省エネ性能はAPFで表されます。APFは同じ能力・条件の候補で比べます。

普及機はAPF5.7〜5.8、フラッグシップは6.7〜7.1と、確かに差があります。

たとえば10畳クラスの普及機と上位機を比べます。期間消費電力量は929kWh(APF5.7)と746kWh(APF7.1)です。

電気代にすると、その差は年およそ5,700円になります(31円/kWhで計算)。

まとまった差ですが、これを本体価格の差と比べて判断します。

期間消費電力量から年間の電気代を計算する方法と、世代差の実額は、型落ちエアコンの電気代ガイドにまとめています。

省エネにいくら払う価値があるかは、そちらの試算とあわせて判断してください。

自動お掃除機能の効果と限界

自動お掃除は、フィルターのホコリを自動で取ってくれる機能です。

フィルター掃除の手間が減るのは確かで、中位機以上に多く搭載されています。

ただし対象部位は機種ごとに異なります。フィルター自動掃除、内部乾燥、熱交換器の洗浄などを区別します。

内部の汚れは、結局クリーニングが必要になります。

クリーニングの料金と、お掃除機能付きだと高くなる理由はエアコンのカビ対策で解説しています。

「掃除が完全に不要になる」わけではない、と割り切って選ぶのが現実的です。

【実例】10畳クラス・払う額でこう変わる

エアコンは、機能を足すほど段階的に高くなります。10畳クラスの当サイト収録価格で見てみます。

ここで大事なのは、「普及機と同じ予算で、型落ちのフラッグシップが買える」わけではないことです。上位機は型落ちで数万円下がっても、普及機の価格帯(7〜10万円)までは下がりません。

型落ちが役立つのは別の場面です。狙ったグレードを、現行モデルより数万円安く買える——これが型落ちの正しい使い方です。同じフラッグシップでも、型落ち世代なら現行より安く、中身はほぼ同じだからです。

省エネ(APF)の電気代差は前の章のとおり年およそ5,700円。再熱除湿がどうしても欲しいか、APF7の省エネまで求めるか——ここで予算の掛け方を決めます。

実際の型落ち価格と在庫は毎日変わるので、各シリーズページで確認してください。→ エアコンの型落ち・歴代モデル一覧

普及機で十分な人の条件

もちろん、普及機で十分な人も多くいます。

次のような使い方なら、上位機の機能は持て余しがちです。

この場合は、必要な畳数の普及機を選べば、無駄なく安く収まります。

上位機を無理にすすめられても、使わない機能に払う必要はありません。

結論:グレードは、使う機能に予算をかける

要点をまとめます。

これで、使わない機能に払わず、必要な快適さにだけ投資する選び方ができます。

グレードの候補が決まったら、各シリーズページでスペックと型落ち価格を比べましょう。→ エアコンの型落ち・歴代モデル一覧

関連ガイド

トップページでは型番からの検索もできます。