除湿機と衣類乾燥機はどっち?部屋干しの選び方を速さ・電気代で比較
部屋干しの乾燥に使う家電で迷うのが、「除湿機」と「衣類乾燥機(乾燥専用機)」のどっちを買うか、です。たとえば——
- 部屋干しがなかなか乾かず、生乾き臭が気になる
- 除湿機と乾燥機、どっちが自分に合うのか分からない
- 乾燥機は高い・置き場所があるか不安
この2つはそもそも役割が違う家電です。「速く乾くほう」だけで選ぶと後悔しがちです。
この記事では、価格.comの実価格とメーカー公称値をもとに、乾燥速度・電気代・設置・価格の4点で比較しました。読めば自分に合うほうが分かります。
結論から言うと、多くの家庭は除湿機で十分です。
除湿もできて移動でき、本体も安く、型落ちならさらに安く買えます。毎日大量に乾かす・とにかく速さ最優先なら、衣類乾燥機が選択肢です。
結論:迷ったら除湿機、毎日大量&速乾なら衣類乾燥機
まず大枠の結論です。
- 賃貸・置き場所が限られる・除湿も結露対策もしたい・本体を安く → 除湿機
- 毎日大量に乾かす・とにかく速く・据え置きスペースがある → 衣類乾燥機
理由を、役割の違いと4つの比較で見ていきます。
除湿機と衣類乾燥機は「役割」が違う
- 除湿機は、部屋の湿度を下げて間接的に洗濯物を乾かします。梅雨の除湿や冬の結露対策にも使える「通年の湿気対策家電」です。
- 衣類乾燥機は、衣類に直接 温風を当てて乾かす乾燥専用機です。電気式と、ガス式(リンナイ「乾太くん」など)があります。
つまり「速さ」だけでなく、除湿も兼ねたいか/乾燥だけでいいかが選び方の分かれ目になります。
4つの違いを比較(速さ・電気代・設置・価格)
購入前に差が出る4点を中心に、関連する項目もあわせて表にしました。数値はメーカー・方式・条件で変わる目安です。
| 比較軸 | 除湿機(衣類乾燥除湿機) | 衣類乾燥機(乾燥専用) |
|---|---|---|
| 乾かし方 | 部屋の湿度を下げて間接的に | 衣類に直接 温風(専用) |
| 乾燥スピード | ふつう(2kgで約1.5〜3時間※能力による) | 速い(電気式 約2時間/ガス式は数十分〜) |
| 電気代の目安 | 安め(コンプレッサー式 約5〜13円/時) | 高め(電気式 約33円/時/ガス式はガス代) |
| 設置 | 移動できる・使わない時はしまえる | 据え置きで固定スペースが必要(排湿) |
| 本体価格 | 約1〜5万円(コンプレッサー式は1〜3万円が中心) | 数万円〜(ガス式は設置工事も) |
| 除湿・結露対策 | ◎ 通年で使える | ✕ 乾燥専用 |
| 型落ちで安く | ◎ 当サイトで価格を追跡 | 当サイトの追跡対象外 |
ざっくり言うと、除湿機は「安い・多用途・移動できる」。
衣類乾燥機は「速い・ふんわり、ただし高い・設置が必要」です。
乾燥スピードと電気代:どっちが得?
「速さ」と「電気代」はトレードオフになりがちです。
- 速さ最優先なら乾燥機。とくにガス式(乾太くん)は数十分級で、毎日大量に乾かす家庭に向きます。
- 電気代と多用途なら除湿機。コンプレッサー式は1時間あたり数円〜と安く、除湿・結露対策にも通年で使えます。
- 除湿機は能力が大きいほど速く乾きます(三菱サラリは洗濯物2kgで約86〜114分=メーカー公称)。
詳しくは 部屋干しが速い除湿機の選び方 を参照してください。
電気代の詳細は 除湿機の電気代はいくら? にまとめています。
5年でいくら違う?初期費用+電気代の総コスト
「本体が安い/高い」だけでなく、本体価格+数年分のランニングコストで見ると差がはっきりします。
下は週5回・1回2kg・5年・電気31円/kWhで試算した目安です(電気式は約33円/時×1回約2時間=約66円で計算。使用頻度・機種・料金で大きく変わります)。
| 本体価格の目安 | 5年のランニング目安 | 総額の目安 | |
|---|---|---|---|
| 除湿機(コンプレッサー式) | 約1〜3万円(型落ちでさらに↓) | 約2〜3万円 | 約3〜6万円 |
| 電気式 衣類乾燥機 | 約4〜8万円 | 約8〜9万円 | 約12〜17万円 |
| ガス式 衣類乾燥機(乾太くん) | 約10万円〜(本体+設置工事) | ガス代(電気より安め) | 初期が大きい・大量に乾かすほど有利 |
総額で見ると、除湿機がもっとも手ごろです。とくに型落ちなら本体がさらに下がるので差が開きます。
毎日大量に乾かすなら、ガス式乾燥機の速さと1回あたりのコストが活きます。量がふつうの部屋干しなら、除湿機のコスパが勝ちます。
こんな人はどっち?タイプ別の選び分け
- 一人暮らし〜家族で、部屋干しがときどき〜毎日 … 除湿機(容量は 何畳に何L? で確認)。
- 共働きで毎日まとめて乾かす・花粉やPM2.5で外干ししない … 速さ重視で衣類乾燥機も有力。
- 洗濯から乾燥まで1台で完結したい … ドラム式洗濯乾燥機という別の選択肢もあります(本記事の比較対象外)。
除湿機を選ぶなら「型落ち」で安く
除湿機に決めたなら、型落ち(一つ前の年式)を狙うと同じ性能を安く買えます。
いま買えて最新より安い、除湿機の型落ちの狙い目はこちら。
-
衣類乾燥除湿機 200(ハイブリッド系)・前世代
-
衣類乾燥除湿機 120(ハイブリッド系)・前世代
-
衣類乾燥除湿機 CV-U190(コンプレッサー18.5L)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥40,1002026/8/22時点
最新CV-U190より約14,878円お得
-
衣類乾燥除湿機 CV-UH160(オールシーズンハイブリッド)・前世代
-
冷風・衣類乾燥除湿機 CM-U100(コンプレッサー)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥27,8002026/8/22時点
最新CM-U100より約12,000円お得
-
衣類乾燥除湿機 CV-U71(コンプレッサー7.1L)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥20,5002026/8/22時点
最新CV-U71より約10,065円お得
-
衣類乾燥除湿機 CV-U60(デシカント5.6L)・前世代
除湿方式デシカント式
参考価格¥20,7082026/8/22時点
最新CV-U60より約9,998円お得
-
サラリPro MJ-P180(コンプレッサー・ハイパワー18L)・前世代
-
衣類乾燥除湿機 90(ハイブリッド系)・前世代
-
サラリ MJ-M120(コンプレッサー)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥46,8002026/8/22時点
最新MJ-M120ZXより約5,600円お得
-
衣類乾燥除湿機 CDSCタイプ(サーキュレーター一体8L)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥40,0752026/8/22時点
最新CDSC-H8026Xより約4,277円お得
-
衣類乾燥除湿機 WHシリーズ 18L(CD-WH18)・前世代
除湿方式コンプレッサー式
参考価格¥45,5002026/8/22時点
最新CD-WH1826より約3,488円お得
(参考価格は楽天の値で変動します。「◯円お得」は同じシリーズの最新機種との価格差です。在庫・価格は時点のもので、最新の状況は各製品ページの購入リンク先でご確認ください。)
なお衣類乾燥機(乾燥専用機)は当サイトの追跡対象外です。型落ちで安く買える強みが使えるのは除湿機のほう、という点も選ぶ材料になります。
- 型落ちの考え方 → 除湿機の型落ちはお得?選び方とおすすめ
- 方式から選ぶ → 除湿方式の選び方
よくある質問
Q. ドラム式洗濯乾燥機とどう違う?
洗濯から乾燥まで1台で完結するのがドラム式です。本体は10万円超と高めで、設置場所も要ります。
「洗濯機も買い替え時」なら候補、「乾燥手段だけ足したい」なら除湿機や衣類乾燥機が手軽です。
Q. 賃貸でも衣類乾燥機は置ける?
電気式は据え置きスペースと排湿が必要で、賃貸はハードルが高め。ガス式はガス栓の工事も要ります。
賃貸なら、移動できてしまえる除湿機が無難です。
Q. 除湿機で生乾き臭は防げる?
洗濯物は5時間以内に乾かすと、ニオイの原因菌が増えにくいとされます。
能力に余裕をもたせて風を当てれば短時間で乾き、ニオイ対策になります(→ 部屋干しが速い除湿機の選び方)。
Q. 電気代が安いのはどっち?
1時間あたりは除湿機(コンプレッサー式)が安めです。ただし乾燥機は短時間で終わるので、1回あたりの差は縮まります。
本体も含めた総額では除湿機が手ごろです。
まとめ:多くの家庭は除湿機で十分
- 除湿機=安い・除湿も兼ねる・移動できる・型落ちでさらに安い。
賃貸や多用途ならこちら。ほとんどの家庭は除湿機で十分です。 - 衣類乾燥機=速い・ふんわり仕上がる。ただし高い・設置スペースが必要。
毎日大量・速さ最優先ならこちら。 - 速さと電気代はトレードオフ。
自分が「除湿も欲しいか」「速さ最優先か」で決めるのが失敗しないコツです。
除湿機は型落ちで本体を安く買えるぶん、本体+電気代の総額をいちばん小さくできます。乾燥にかける出費そのものを減らせるのが強みです。
除湿機に決めたら、まず 何畳に何L?適用畳数の選び方 で容量を選んでください。
関連ガイド
- 除湿機の型落ちはお得?コンプレッサー式とハイブリッドの選び方とおすすめ
- 除湿機の方式の違いとは?コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッドの選び方
- 部屋干しが速い除湿機の選び方。衣類乾燥モードとおすすめの型落ち
- 除湿機の電気代はいくら?方式別の1時間・1か月の目安と節約のコツ
- 除湿機は何畳に何L?適用畳数と除湿能力の選び方
- 除湿機の買い時はいつ?発売サイクルと型落ちが安い時期・型番の見分け方
トップページでは型番からの検索もできます。