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プリンター型番の読み方。EP・TS・DCP-Jの意味と世代の見分け方

プリンターの型番は、メーカーごとに「世代(何年モデルか)」の表し方が決まっています。読み方さえ分かれば、店頭やネットで見た機種が何世代前かを、その場で見抜けます。

ただし要注意なのが、「数字が大きい=新しい」とは限らないこと。ブラザーは2021年に採番が変わり、数字の大小が新旧の当てになりません。

当サイトは、エプソン・キヤノン・ブラザーの型番と世代の系譜を、発売日つきでデータベース化しています。この記事では、3社それぞれの型番の読み方と世代の見分け方をまとめました。

読み終えれば、「EP-886AとEP-885Aはどちらが新しい?」「TS8730の数字の意味は?」といった疑問が、型番を見るだけで解けます。

結論から言うと、エプソンとキヤノンは数字で世代が読め、ブラザーは型番検索で調べるのが確実です。

型番は本体の前面や底面ラベル、操作パネルの設定画面、保証書・外箱で確認できます。分かったらトップの型番検索で、その機種の世代・価格・最新との違いまで一気に確認できます。

エプソン(カラリオ):末尾の数字が1増えると1世代新しい

エプソンEP-886Aの型番分解:EP-=カラリオ複合機、88=クラス(写真向け上位)、6=世代(+1で新型)、A=多機能タイプ。末尾AW/AB/AR/APはボディ色 EP-886A の各部の意味 EP-886A EP- カラリオ複合機 88 クラス(写真向け上位) 6 世代(+1で新型) A タイプ(多機能) 末尾 AW/AB/AR/AP はボディ色
EP-886A は「EP-(シリーズ)+88(クラス)+6(世代)+A(タイプ)」。6が1増えるごとに新型です。

シリーズの頭文字は、次のように分かれます。

世代は数字の増分で読めます。たとえばEP-8系はEP-882A → EP-883A → … → EP-886A → EP-887Aと、ほぼ毎年1ずつ増えてきました(EP-882A=2019年、EP-886A=2023年、EP-887A=2024年)。

末尾のアルファベットはカラー(AW=ホワイト、AB=ブラック、AR=レッド、AP=ピンク)です。

キヤノン(PIXUS):真ん中の数字が世代

キヤノンTS8730の型番分解:TS=家庭用複合機、8=クラス(千の位上位)、7=世代(百の位)、30=下2桁。末尾英字はボディ色、小文字付きはリネーム TS8730 の各部の意味 TS8730 TS 家庭用複合機 8 クラス(千の位=上位) 7 世代(百の位=世代) 30 下2桁(シリーズ共通) 末尾英字=ボディ色/小文字aはリネーム
TS8730 は「TS(シリーズ)+8(クラス)+7(世代)+30」。百の位=世代カウンターが要です。

シリーズの頭文字は、次のとおりです。

TS8系を例にするとTS8030 → TS8130 → … → TS8930のように、百の位が世代カウンターです(千の位の8はクラス)。TS8030=2016年から毎年更新され、TS8930=2025年が現行です。

千の位のクラスは、おおまかなインク構成の目安にもなります。TS8系は6色の写真向き、TS7系は5色です。ただしTS6系は世代で構成が変わり、型落ちのTS6330(2019年)は5色独立インク、現行のTS6630(2023年)は4色一体型カートリッジです。

写真重視なら写真がきれいなプリンターを型落ちで安く買う、インク代重視ならインク代が安いプリンターの一覧も参考にしてください。

末尾の英字はカラー(BK=ブラック、WH=ホワイト、RD=レッド、NV=ネイビー)です。「TR8630a」のような小文字付きは、仕様そのままのリネーム更新を意味することがあります。

ブラザー(PRIVIO):DCPはFAXなし、MFCはFAX付き

ブラザーDCP-J929Nの型番分解:DCP-=複合機(FAX無)、J=インクジェット、929=番号(大小≠新旧)、N=Wi-Fi対応。2021年採番変更 DCP-J929N の各部の意味 DCP-J929N DCP- 複合機(FAX無) J インクジェット 929 番号(大小≠新旧) N Wi-Fi対応 2021年採番変更で数字の大小では不明
DCP-J929N は「DCP-(FAX無)+J(インクジェット)+929(番号)+N(Wi-Fi)」。番号の大小では新旧を判断できません。

型番の記号は、次のとおりです。

スタンダード機はDCP-J973N → J978N → J982N → J987N → J926N → J928N → J929Nのように数字が動いてきました。

2021年に採番体系が変わったため、数字の大小だけでは新旧を判断できません。実例が2020年のDCP-J987N → 2021年のDCP-J926Nです。新しいモデルなのに、数字は987から926へ小さくなりました。

迷ったら当サイトの型番検索で調べるのが確実です。

型番からわからないこと

型番でわかるのはシリーズ・クラス・世代・色・FAX有無まで。インク変更や機能削減は型番ではわからない。製品ページの最新との違いで確認 型番でわかること シリーズ・クラス 世代(新旧) ボディ色・FAX有無 型番でわからないこと インクが変わったか 機能が削られたか 例:TS6系は世代で色数が変化 製品ページの「最新との違い」で確認
型番でわかるのは位置づけ・世代まで。インクや機能の変更は製品ページの「最新との違い」で確認を。

型番の規則でわかるのは「シリーズ内の位置づけ」までです。インクが変わったか・機能が削られたかは型番からは読み取れません。

たとえばキヤノンTS6系は、型番の見た目は素直な後継でも、TS6330(5色独立)からTS6630(4色一体型)へインク方式が変わりました。ブラザーDCP-J929Nは、型番上は順当な後継ですが、レーベル印刷とSDカードスロットが廃止されています。

購入前には、各製品ページの「最新モデルとの違い」を確認してください。

結論:エプソン・キヤノンは数字で世代を読み、ブラザーは検索で確認

この記事の要点です。

これで、見かけた型番をその場で「何年モデルか」に読み替えられます。

次の一歩:気になる型番をトップの型番検索で調べ、製品ページの「最新モデルとの違い」まで確認してください。

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